RAV4とマツダCX-8を比較してわかったこと

引用:https://www.mazda.co.jp
マツダ CX-8

本来RAV4の直接的なライバルはマツダCX-5となるのですが、ここではわたしが個人的に一押ししているマツダCX-8との比較検討をしてみたいと思います。比較候補としてなかなかCX-8は出てこないと思いますが、一読してもらえるとそれぞれのクルマのよさがまた見えてくるかもしれません。

RAV4とCX-8の価格帯

RAV4は定員5名、CX-8は定員6/7名なので単純に価格での比較はできないのですが参考にしてみてください。またRAV4にはPHVもラインナップにありますが、ここでは除外してあります。

それぞれの価格帯を確認してみます。
両車バリエーションが多いので、最低価格と最高価格の2グレードをピックアップしてみます。基本的にはパワートレインおよび駆動方式、内外装の加飾や使われる素材のグレードが価格に大きく影響してきているようです。

パワートレイン駆動方式定員価格 (税込)
RAV4
X
ガソリン2WD5¥2,743,000
RAV4
HYBRID G
HV4WD
(E-Four)
5¥4,029,000
CX-8
25S
ガソリン2WD7¥2,994,200
CX-8
25T Exclusive Mode
ガソリン4WD6¥4,999,500
※同価格でディーゼルもあり
RAV4とCX-8の価格帯

最低価格はRAV4よりCX-8が25万円ほど高いですね。6/7人乗りに対応した大柄なボディが要因ではないかと思います。どちらも一番ベーシックなグレードになるのでシート素材もファブリックとなり、内装の質感などに関しては大きな違いはないと思います。

RAV4内での価格差は約130万円、CX-8内での価格差は200万円ほどです。もっとも価格差に影響しているのはパワートレインと駆動方式だと思います。

力強い走りにはやはりパワーが必要ですが、最近のエンジンはベーシックグレードでも必要じゅうぶんなことが多いので無理をして上位パワートレインに行かなくてもいいのかなと思います。

ただし駆動方式に関しては4WDであれば雨の日や雪道などでもある程度安心して走れるようになると思うので、予算が許せば候補にいれたほうが良いかと思います。

引用:https://toyota.jp
RAV4 マルチインフォメーションディスプレイ
4WDシステムの作動状況を表示

RAV4とCX-8の大きさの違い

RAV4は5人乗り、CX-8は6/7人乗りという大きな違いがありますが、それがどう影響しているのか確認してみましょう。

車体サイズの違い

それぞれの車体サイズを確認してみます。
RAV4はモデルにより多少サイズが異なるので、ここでは最大サイズで比較します。

全長 (mm)全幅 (mm)全高 (mm)ホイールベース (mm)
RAV4
4,6101,8651,6902,690
CX-84,900 1,8401,7302,930
サイズ差2902540240
RAV4とCX-8の車体サイズ

全長はCX-8が6/7人乗りのため29センチも長いのですが、そのぶん3列目の作りはしっかりしており、マツダの担当者いわく身長170センチの方が快適に座れるように設計してあるとのことです。実際に私もCX-8を所有していますが、180センチの私でも近距離であれば乗れるサイズ感ではあります。
※個人での感じ方が大きいので是非ディーラーなどで確認してみてください。
RAV4の全長は平均的なSUV車の範囲だと思います。ハリアーともほぼ同じサイズです。

全幅はCX-8が2.5センチ狭いですが、これくらいですと誤差の範囲でどちらが扱いやすいとかはないかと思います。

全高はCX-8が4センチ高いのですが、どちらも一般的な機械式駐車場(1,550mm制限)には全高がオーバーしているため入れることはできません。あとはルーフボックスを付けた際の使い勝手や洗車時のやりやすさくらいで、全高がクルマそのものの扱いやすさに影響することはないと思います。

室内サイズの違い

それぞれの室内サイズを確認してみます。

室内長 (mm)室内幅 (mm)室内高 (mm)
RAV41,8901,5151,230
CX-82,6901,5401,250
サイズ差8002520
RAV4とCX-8の室内サイズ

室内長はCX-8が6/7人乗りのため80センチも長いのですが、当然3列目シートまでの距離なのであまり正確な比較ができません。それよりも重要なのはホイールベースで、2列目シートの足元空間についてはシートを一番後ろまでスライドさせればCX-8の圧勝です。普段4人までの乗車が多い場合でもCX-8を選択する価値はあるかと思います。ただRAV4の2列目シートも十分に広く問題はありません。

室内幅はCX-8が2.5センチ広いですが、これくらいですと誤差の範囲でどちらが扱いやすいとかはないかと思います。

室内高はCX-8が2センチ高いのですが、室内幅同様にこれくらいですと誤差の範囲でどちらが扱いやすいとかはないかと思います。また、両車ともサンルーフを装着すると数センチ天井が低くなるので、身長の高い方は少し気をつけたほうが良いかもしれませんね。

両車ともにSUVなので最低地上高もあり適度にヒップポイントも高めになっているので、乗り降りはとてもしやすいと言えます。

運転のしやすさ

走行時に現れる違いとしてはホイールベースの差が大きく影響していると思います。RAV4に比べてCX-8のホイールベースは24センチも長いため、少し混み入った街中での取り回しは少し苦労するかもしれません。ただ、自分のクルマがそういうものだと理解していれば自然とそういう場所にはクルマで入っていかないと思うので、あまり気にすることはないと思います。反対に高速道路などになれば、この長いホイールベースを生かしたゆったりした走りを楽しめると思います。

RAV4も5人乗りのSUV車としては標準的なサイズ(ホイールベースはハリアーと同じ2,690mm)ですので、運転に特段注意することはないと思います。

どちらもSUV車ならではのアイポイントの高さで運転しやすいのではないでしょうか。

引用:https://toyota.jp
RAV4

RAV4とCX-8の燃費

それぞれの燃費を確認してみます。
RAV4はディーゼル車は未設定、反対にCX-8にハイブリッド車は未設定ですので、少し条件は違いますがハイブリッド車とディーゼル車での比較としています。参考程度にご覧ください。

全てカタログ数値上、一番燃費の良いモデルからのサンプリングとしています。またRAV4にはPHVもラインナップにありますが、ここでは除外してあります。

ガソリン車 vs ガソリン車

排気量 (L)WLTCモード燃費 (km/L)燃料タンク容量 (L)航続距離 (km/L)
RAV42.015.855869
CX-82.2
非ターボ搭載車
12.472892
RAV4とCX-8のガソリン車のスペック

ガソリン車同士の対決ではRAV4がCX-8よりおよそ1.3倍も燃費がいいですね。でも仕方がないのです。6/7人乗りであるCX-8は車両重量がRAV4よりかなりあります。

燃費はRAV4の圧勝ですが、航続距離に関してはいい勝負となっています。両車ともに一度に長距離を走るドライバーにとっては頼りになるのではないでしょうか。

ハイブリッド車 vs ディーゼル車

排気量 (L)WLTCモード燃費 (km/L)燃料タンク容量 (L)航続距離 (km/L)
RAV42.521.4551,177
CX-82.515.8721,137
RAV4とCX-8のハイブリッド車、ディーゼル車のスペック

エコカー同士の対決でもRAV4がCX-8より1.4倍ちかくも燃費がいいですね。やはり燃費にとって車両重量というのはとても大きく影響してきます。各メーカーとも素材から吟味して軽量化を図ってはいますが、今は衝突安全性の確保や電子制御装置なども多くついているため、なかなか軽く仕上げるのは難しいのでしょうね。

航続距離に関してはガソリン車同様にいい勝負となっています。エコカーではガソリン車よりもさらに航続距離が伸びているため、よりいっそう長距離を走るドライバーにとっては頼りになるのではないでしょうか。

RAV4とCX-8の比較まとめ

冒頭でもお話ししたように、RAV4とCX-8を比較検討される方というのはあまりいないかなとは思います。ただCX-8推しの私としましては、少しでもCX-8やマツダのクルマにも興味を持ってくれる人が増えればいいなという思いでこの記事を書きました。

最後に簡単にそれぞれのブランド、クルマの良さを挙げてみました。


トヨタ RAV4

・ワイルドで精悍なデザイン
・HV、PHVの先進的な動力性能
・やっぱり安心のトヨタブランド
・カスタマイズ製品の豊富さ
・カラーバリエーションの豊富さ


マツダ CX-8

・魂動デザインによる美しいスタイル
・力強いディーゼルエンジン
・マツダならではの走る楽しさ
    「 be a driver 」
・ソウルレッドクリスタルメタリックの美しさ


それぞれのクルマの良さが伝われば何よりです。
今は本当にSUVブーム真っ只中なので、RAV4、CX-8以外にも多くのオススメなクルマがありますが、購入予定であれば悩んでいる時が一番幸せなひとときですよね。どうか素敵なカーライフをお過ごしください!

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