RAV4の維持費はどのくらい?グレード別エコカー減税と取得税と自動車税!

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日本での販売再開&フルモデルチェンジに伴いハイブリッドモデルもラインナップとなった新型RAV4!
10月から消費税引き上げに伴い、自動車関係の税金も変わってきます。
取得税やエコカー減税やグリーン化特例での自動車税の減税などはどうなのでしょうか?
更にハイブリッドモデルとガソリンモデルで費用がどのくらい違うのかを維持費などを比較したいと思います。

RAV4の気になるエコカー減税

新型RAV4のエコカー減税対象グレードは「RAV4 HYBRID G (E-Four)」「RAV4 HYBRID X (E-Four)」「RAV4 HYBRID X」の3つのグレードになります。
エコカー減税で減税の対象となるのは「自動車取得税」と「自動車重量税」の2つの項目です。

自動車取得税とは売買などで自動車を取得した人に課せられる税金のことです。
新型RAV4ではこの自動車取得税が「RAV4 HYBRID G (E-Four)」で約95,400円、「RAV4 HYBRID X (E-Four)」で約86,200円、「RAV4 HYBRID X」で約80,000円がそれぞれ発生するのですが、この金額がエコカー減税で100%免税となります。

RAV4の取得税

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次に新車購入時にかかる取得税を人気グレードのアドベンチャーで見ていきます。
取得税の計算方法は
(取得価額×0.9)×3%=取得税

取得価額とは税抜き車両本体価格+付加物のことを言います。(1,000円未満切捨て)
付加物とは容易に脱着できないもの自動車と一体となっているカーナビ、オーディオ、ETC(スペアタイヤは対象外)などを指します。

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取得税はどうかわるの?

2019年4月から取得税のエコカー減税の措置が軽減されています。2019年10月から取得税撤廃され環境性能割が適用されます。

以上を踏まえて、RAV4アドベンチャーの取得税を計算したいと思います。
オプション設定は無しの場合
車両本体価格は税込み3,137,400円で税抜きで2,905,000円です。
2,905,000円×0.9=2,614,500円
1,000円未満は切り捨てになりますので
2,614,000円×3%=78,420円
RAV4アドベンチャーの取得税はあくまでもオプション設定は無しの場合78,420円となとなります。

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自動車取得税は消費税が10%に上がるタイミングで廃止され、新たに環境性能割という自動車税から引かれる制度に変更になります。
環境性能割は簡単に説明すると環境に優しい車の税率を軽くする制度です。
環境性能割になった場合でもプラグインハイブリッド自動車には非課税となるので、実質新型RAV4のハイブリッドモデルは影響を受けません。

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RAV4の重量税

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自動車重量税とは自動車の重さによって変わる税金で、公道を走る車の所有者に課せられます。
新型RAV4では「RAV4 HYBRID G (E-Four)」「RAV4 HYBRID X (E-Four)」「RAV4 HYBRID X」の3つのグレード全てで自動車重量税は約30,000円発生するのですが、自動車取得税と同様に自動車重量税も100%エコカー減税で免税となります。

ちなみに赤枠がRAV4ハイブリッド車の適用される金額です。

新型RAV4のガソリン車はエコカー減税対象ではないため、上記のような減税がありません。
例えば人気グレードの「 RAV4 Adventure」グレードの場合、自動車取得税が約78,400円、自動車重量税が約49,200円発生し、合計127,600円からエコカー減税による減税はゼロです。

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減税はゼロですが、あくまでも購入時にのみ適用されるものですから3年後の車検以降はハイブリッド車とガソリン車に差はありませんからね。

RAV4の自動車税っていくら?


次に新型RAV4の自動車税についてまとめていきます。
自動車税とは車の使用用途や排気量によって変わる税金で、自家用乗用車の場合、総排気量1リットル以下で29,500円、1リットルを越える場合は0.5リットル刻みで税額が上がり、最大6リットル超の111,000円まで設定されています。
軽自動車の場合は 一律して10,800円となっています。

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これを新型RAV4に当てはめます。
新型RAV4のガソリン車モデルの場合、全て2.0ℓエンジンと表記されてますが、エンジン型式はM20A-FKS1.986リットルであるので自動車税は39,500円になります。
ガソリン車ではグリーン化特例という減税制度の対象にはなりませんので、39,500円満額が発生するようになります。

新型RAV4のハイブリッド車モデルの場合、エンジンはA25A-FXS2.487リットルあるので自動車税は45,000円になります。

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しかしガソリン車とは異なり ハイブリッド車はグリーン化特例の対象となります。
グリーン化特例では乗用車でプラグインハイブリッド自動車は概ね75%自動車税が軽減されます。
つまり新型RAV4ハイブリッドの場合、グリーン化特例により自動車税も75%減税になり、「RAV4 HYBRID G (E-Four)」「RAV4 HYBRID X (E-Four)」「RAV4 HYBRID X」の3つのグレード全てで約33,500円減税されます。
結果、11,500円の自動車税になります。
ハイブリッド車が受けられる恩恵は大きいですね。

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自動車税についても2019年10月からの消費税率増税に伴い、自動車税率が引き下げらることが決定しています。
引き下げ幅は総排気量が小さい車ほど大きく減税されます。
新型RAV4のように2.0〜2.5リットルエンジンの場合は 1,500円減税されます。

グリーン化特例についても変更がありますが、2020年度燃費基準+50%を達成しているハイブリッドモデルは変わらず75%減税です。
「RAV4 X (2WD)」を除いたガソリン車モデルは2020年度燃費基準+10%であるので、50%減税になります。

2002年(平成14年)度から、排出ガス及び燃費性能の優れた環境負荷の小さい自動車(低公害車)は、その性能に応じて税が軽減されたグリーン化特例に伴い、新規登録からガソリン車は13年ディーゼル車は11年を経過した乗用車は自動車税が増税されます。

貨物は10%の増税、乗用車は2014年までは10%でしたが、現在は15%の増税になっていますので、5回目、6回目の車検が近いという方は注意してくださいね。

ディーラーマン

ちなみに乗り換えを検討される方が一番多いのは車検2~3回目で、その次は5回目の車検の方が多いですね。

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RAV4の諸費用と維持費!実際にかかる費用は?

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ここまで新型RAV4の購入時の費用についてエコカー減税やグリーン化特例の説明をまとめてきました。

新型RAV4のエコカー減税・グリーン化特例による減税額は「RAV4 HYBRID G (E-Four)」で合計約158,900円、「RAV4 HYBRID X (E-Four)」で合計約149,700円、「RAV4 HYBRID X」で合計約143,500円になります。

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自動車税・自動車取得税・自動車重量税以外にも新車購入には諸費用がかかります。
代表的な新車購入時の諸費用には「自賠責保険料」があります。

RAV4の自賠責保険と任意保険料

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自賠責保険料とは交通事故の被害者のための「自動車損害賠償保障法」という法律に基づき、加入することが義務付けられている「自動車損害賠償責任保険」の略称です。
公道を走る自動車は自賠責保険に加入していないと法律違反になります。
そのようなことから自賠責保険は「強制保険」と表現されることもあります。
新型RAV4もこの自賠責保険料が購入時の諸費用として発生します。

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自賠責保険は加入が必須となる強制保険で、新車購入した際に3年分の39,120円を支払い、その後は車検の際に2年分の27,840円を払うことになります。
1年間にすると13,000円?14,000円程度の金額となります。

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RAV4の任意保険料

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任意保険は加入が選べるので0円の場合もありますし、加入した場合は60,000円が平均となります。
RAV4の保険料は等級にもよりますが多く見積もって74,000円程度でしょう。

これは保険の内容にもよりますが、車両保険をつける付けないでも大きく金額は変わってきます。
レンタカー補償をありするのしないのか、単独(自爆)を補償させるかしないか、車対車限定にするのかなど色々と選べるので検討してから決めた方良いと思います。

ディーラーマン

任意保険加入者の5~6割は車両保険に加入されてます

任意保険を安く抑えるなら長期で組むことをおススメします。等級がもし20等級なら尚更です。
自分よりも高い等級をお持ちのご家族がいらっしゃるようであれば等級の入れ替えを検討してくださいね。

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RAV4の車検費用


2年に一度の維持費である「車検」についてもどのくらいの費用になるのかを見ていきましょう。
まず検査手数料の印紙代が発生します。
印紙代は3ナンバー車が1,800円、5ナンバー車が1,700円、軽自動車が1,400円となっています。
RAV4は3ナンバー車なので1,800円が発生します。
車検料は車検業者やディーラーなどどこに頼むかによっても変わってきますが、5万円から10万程度はかかると思っておきましょう。

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RAV4の維持費(ランニングコスト)

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次に新型RAV4の維持費についてまとめていきます。

まずは燃費性能について年間走行距離を10,000kmとして新型RAV4の維持費をまとめていきます。
ガソリン車の場合、燃費は15.6km/リットルなのでおよそ658リットル消費します。
ハイブリッド車の場合は、燃費は20.6km/リットルなのでおよそ485リットルを消費します。
ガソリン代を140円/1リットルとして計算をします。
ガソリン車なら年間92,120円です。
ハイブリッド車なら年間67,900円です。
メンテナンスについてはオイル交換を年に2回、エレメント交換を年に1回として考えるとおよそ13,000円程度が見込まれます。

新型RAV4の維持費は年間およそ85,000円〜110,000円程度という結果になりました。

RAV4の維持費!グレード別エコカー減税と取得税と自動車税!まとめ

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どうでしょうか?
新型RAV4は車体が大きくなりましたが、コストランニング、税金、購入時にかかる取得税などは予想よりも抑えられそうですよね。
10月には消費税の引き上げで初期費用は掛かってしまいますので、それまでには決めたいという方も多いですね。
9月には決算もありますので検討している方は早めに動いてくださいね。
納期にはまだまだ時間のかかるRAV4ですのでそこも視野に入れて検討してください。

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