RAV4 vs トヨタC-HR比較!価格大きさ燃費はどっちが勝る?

RAV4はクロスオーバーSUVの先駆け的存在ですが、同じトヨタ車にはC-HRという強力なライバルがいます。
共にトヨタを代表する先進的なSUV車ですが、RAV4とトヨタC-HRには、具体的にはどのような特徴があるのでしょうか。
今回は、RAVとトヨタC-HRを徹底比較します。
人気グレードの価格・大きさ・燃費・買取り相場では、どっちが優れているのでしょうか。
RAV4 vs C-HR 人気グレード価格比較
まずは、RAV4とトヨタC-HRの人気グレードの価格を比較します。
【RAV4】人気グレードの価格帯は?

SUVの従来のイメージとしては、アウトドアに強く車体が大きく丈夫さが求められ、非常に男性的な特色が強く打ち出されていました。
そんなSUV車の概念を買えるように登場したRAV4は、手頃なサイズ・価格・燃費性能で、ユーザー層を広げたクロスオーバーSUV車を作り上げられた先駆け的な存在と言えます。
近年では多くのライバル車が登場していますが、長らくこのジャンルにおいてはシーンを牽引していた車種だと言えるでしょう。
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RAV4の新車価格帯は、2,608,200円〜3,817,800円となっています。
新型モデルは、徐々に全容が明らかになっていますが、お手頃に価格帯に加えて基本性能をバランスよく高めることによって、このクラスのクルマでは唯一無二と言えるスペックを実現しています。

従来のモデルにおいてもバランスの良さが特徴的でしたが、ライバル車が増えてきた現状を受けて、プレミアム感も開発時のコンセプトとして重視された傾向が見られます。
人気のグレードにおいては、発売前であるため統計が出せていませんが、手頃な価格帯であることからもハイブリッド車の人気が高いのはないかと、推測できます。
【C-HR】人気グレードの価格帯は?
トヨタC-HRは、比較的歴史の浅いクルマですが、コンパクトSUV の2018年度販売台数ランキングで1位を獲得するなど、非常に多くのユーザーから支持されているクルマです。
走行性能や燃費性能を見ても操作性が高いことが特徴で、さらに人気を押し上げる要因として、価格設定が低く求めやすい点にあります。

C-HRのグレードごとの新車価格は、2,290,000円〜2,979,200円となっています。
RAV4と比較すると、各グレードにおいて2割ほど安く設定されていることが、特徴です。
カーマニアの間では、RAV4新型はトヨタC-HRとどのような違いを出すのかが、注目されていました。
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単純に価格だけ見ると、RAV4はリーズナブルな部分よりも、性能や質感の高さなどを重視したことが伺えます。トヨタC-HRを価格以上の上質感を提供してくれることで定評がありますが、RAV4においては、より基本性能にこだわられ、シートの座り心地やパーツひとつひとつのディテールを見ても、その違いを体感することができそうです。

車両価格が安いのはトヨタC-HRという結果になりましたが、コストパフォーマンスの高さは、基本性能・維持費・ユーザーの満足度など様々な側面から検討されます。
実際にこの価格差と同じくらいコストパフォーマンスの違いがあるのかも、気になる点ではあります。
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RAV4 vs C-HR 大きさの違い
続いては、RAV4とトヨタC-HRの大きさの違いを検証します。
【RAV4】大きさの違いは?


歴代モデルを見るとコンパクトに設計された印象が強かったRAV4ですが、新型においては非常に肉厚な設計になっていることがわかります。
コンパクトSUVのデザインの傾向としては、先進的で都会的な雰囲気を持つ車種が多いのですが、北米市場も見据えてのことなのか、デザインを見ても頼り甲斐のある印象を受けます。
新型RAV4のフロントマスクは、同じく北米市場で人気のあるハイラックスなどと似た特徴が見られます。
角張ったようなボディの形状と、アクティブさの中にもスタイリッシュさが共存するブラックのホイールアーチは、レクサスUXの雰囲気も感じます。
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RAV4の標準モデルのボディサイズは、全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,685mmとなっています。
このサイズ感は、ホンダCR-Vと近く、全長を抑えめに設計しつつも全幅が広いため、ゆとりある室内空間を実現しています。
後部座席においても足元空間がしっかり確保でき、荷室容量も580Lと大容量の設計になっています。
サイズが大きいとなると、取り回しのしやすさがやや気になりますが、RAV4には高性能の安全装備が搭載されます。

狭い路地や駐車場など操作性が求められるポイントでも、安全にハンドル操作をアシストしてくれる機能が備わっているので、安心できるでしょう。
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【C-HR】大きさの違いは?

トヨタC-HRのデザインコンセプトは、RAV4とは異なる印象を持ちます。
SUV車として本来あるべき姿を体現したRAV4に対し、トヨタC-HRはスタイリッシュさと遊び心を共存させた印象を受けます。
低重心さが際立つ全体的なシルエットからは、トヨタC-HRが持つ先進性も感じることができます。
男女ともに飽きのこない、ドライブを楽しめるデザインだと言えるでしょう。

RAV4との大きさの違いが気になりますが、トヨタC-HRのボディサイズは、全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,550~1,565mmとなっています。
やはりどの点においても、RAV4が一回り大きな結果となりました。
サイズが大きいと室内空間もよりゆとりを持って設計できるメリットがあるため、単純に比較するとRAV4の方が余裕のあるドライブを楽しめるのではないでしょうか。

同じコンパクトSUVではありますが、大きさの違いは見た目や実寸からも感じることができます。
クルマのボディサイズを大きくすることは、メリットとデメリットがそれぞれありますが、RAV4は操作性の低下というデメリットを補完する装備や設計において、弱点をうまくカバーしているという特徴もあります。
デザインにおいては好みが分かれるポイントなので、女性ユーザーも多いトヨタC-HRとは、どういったユーザー層の棲み分けになるのかも注目です。
RAV4 vs C-HR 燃費比較
続いて、RAV4とトヨタC-HRの燃費について比較をします。
【RAV4】燃費性能について

RAV4は、直列4気筒の2.0L直噴ガソリンエンジンと、2.5Lのハイブリッドエンジンに大きく分けられます。
2.0Lガソリンエンジンは、レクサスUX200と同じエンジンが採用され、先進的な機能や部品が搭載されていることが特徴です。
最大トルクは21.1kg-m(4,800rpm)、最高出力は171PS(6,600rpm)と、同じ排気量のクルマと比較してもトップクラスの性能を持っています。

そしてハイブリッド車には、レクサスESと同じ環境性が高いエンジンが搭載されています。
RAV4に搭載されているハイブリッドは、動力性能が高いことも特徴です。
動く・走る・止まるというクルマの基本性能を高いレベルで引き出し、ダイレクト感のある走りを楽しむことができます。

RAV4のカタログ燃費はWLTCモードで計測されています。
ガソリン車が15.2km/L~15.8km/Lで、ハイブリッド車は、20.6km/L ~21.4km/Lという燃費性能です。
クルマの燃費にはサイズ感も関わってきますが、車重を考慮しても驚異的な燃費だと言えるでしょう。
高い走行性能を持ちつつ、先進的な技術が採用されたエンジンによって、環境性も両立していることがわかりました。
【C-HR】燃費性能について

トヨタC-HRもRAV4と同じく、ガソリン車とハイブリッド車を選択することができます。
トヨタC-HRのガソリン車は、アクセルを踏んだときのレスポンスの高さが特徴的です。
排気量が小ささをターボによるトルクでカバーしているので、日常での走りに全く不満はないと言う評価が多いです。
トヨタC-HRハイブリッド車は、環境性が高く燃費が優れていることが大きなメリットと言えます。
また、EVモードでの走行中は静粛性に優れ、快適な車内空間を創造しています。

トヨタC-HRのカタログ燃費を見ると、ガソリン車で15.4km/L~16.4km/L、ハイブリッド車で30.2km/Lとなっています。
一見トヨタC-HRの方が燃費が良いように見えますが、トヨタC-HRのカタログ燃費はJC08モードでの計測となっています。
RAV4とは測定方法が違うので、数字を並べての比較はできませんが、JC08モードはWLTCモードより実燃費との差が大きいとも言われています。

それを踏まえて考えると、あまり大きな差がないと考えられますが、各ユーザーの使用環境によって実燃費は変わってくるため、今後増えてくるであろう実燃費のレビューもチェックすることをオススメします。
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RAV4 vs C-HRの買取り相場予想
最後にRAV4とトヨタC-HRの5年後の買取相場について予想します。
2019年春に発売される新型RAV4に関しては、まだ具体的なデータが出せませんが、過去のモデルを振り返るとリセールバリューは平均値より若干高い結果となっています。
クロスオーバーSUVというジャンルは、近年ライバル車が急増しましたが、全体的に人気の高いジャンルであるため、5年先を考えても安定的に人気が高いことが予想されます。

したがって、新型RAV4は他の車の買取相場より高値で買い取られることが期待できます。
5年落ちのクルマで新車価格の60%ほどが目安になると予想します。

一方で、トヨタC-HRもデビューからまだ間もないクルマですが、中古車市場では安定的に車両を見かけることができます。
まだデビューから5年は経過していないため、過去の統計からの予想はできませんが、現在の需要を見ていると、5年先のリセールバリューも高いことが伺えます。
ただ、新車販売台数が多いことから、供給過多になる懸念も否めません。
そしてクルマのコンセプトを考えると、RAV4よりトヨタC-HRの方がライバル車が多いことが伺えます。

今回のモデルチェンジでプレミアム感を高めたRAV4と比較すると、リセールバリューはやや落ちるのではないかとも感じます。
トヨタC-HRは、登録から5年のクルマで新車価格の55%ほどになるだろうと予想します。
あくまで独断での予想ですので、リセールバリューを保証するものではありませんが、リセールバリューを考慮して購入を検討する際には、一つの参考としてとらえてください。
まとめ
今回は、RAVとトヨタC-HRを人気グレードの価格・大きさ・燃費・買取り相場で徹底比較し、どっちが優れているのか検証しました。


同じクロスオーバーSUVというジャンルではありますが、プレミアム感を高めたRAV4と手頃な価格帯のトヨタC-HRでは、特徴も若干異なります。
それぞれの特性をよく見極めつつ、クルマ選びをすることをオススメします。
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